ゲームについて思う、今日この頃 ＃003

ブログ「ファミコンのネタ」さんを眺めていたら「ファ
ミコンの全タイトル数は本当に1252本か!?（＊）」とい
う記事がありました。

そのいきなりの出だしがこれです。

”ファミコンの全タイトル数について任天堂による公式発
表はない。”

え？と、え！が入り混じった不思議な印象でした。が、
たしかに公式発表的なものは聞いたことがなかったなあ、
と思い起こしました。その一文のあとには定説と思われ
ていた1252本をめぐるあれやこれやが書かれていて、
詳しくはリンク先を辿ってもらえればと思うのですが、
ともかく任天堂はもちろん把握はしてあるだろうけど、
実際にこれまで発表されないのはそれをできない理由が
あってのことだろうかと勘ぐったりもします。

さて記事の中であのソフトはバージョン違いが存在する
とか、そうしたマニアックな指摘もあって絡み合った糸
がよけいに絡まるみたいな悪循環に陥っている感もあり
ますが○○本と断定するのではなく、○○本（○○バー
ジョン）という風にカウントしたほうがいいのかな、と
思います。例えば本の奥付（ページの最後あたりにある）
で第○版とありますが、夏目漱石あたりの古典になると
同じ内容でも版ごとに改訂されている部分があります。
映画でも有名なものでは『ブレードランナー』にいくつ
かのバージョンがあったり、音楽でもCDにはリマスター
や追加曲があったりいくつものバージョンが存在します。
ファミコンでもベースが同じなら別バージョン扱いにし
て公式が出るまでは○○本（○○バージョン）としたほ
うが絡み合った糸をいくらかほぐせる気もします。
あと非売品や非公認のソフトも別枠でカウントするのも
ゲームの歴史を捉えるなら必要かなと思います。

ま、そんなことを考えるのもそもそもファミコンの正式
な本数が分からないのに1本＝1点でないチラシはもっと
全体数が分からないんだよー！と叫ぶ、今日この頃です。

＊初代ファミコン専門ニュースブログ「ファミコンのネタ」
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＊ファミコンの全タイトル数は本当に1252本か!?
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