チラシのはなし #005

コラム


東京ゲームショウ'96
1996/CESA（コンピュータ エンターテインメント
ソフトウェア協会）

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「ふとんが、ふっとんだ」とか、
「なんか用か？」「九日、十日」とか、
「これ、どいつんだ？」「オラんだ。」とか、
良い勝負、だと思うんだよね。
「ゲームショウでゲームしよう」

…えーと、まもなく「TGS」こと
「東京ゲームショウ」が開催されますが、
「ゲームショウで〜」はその記念すべき
第1回開催時のキャッチコピーです。

当時のチラシから、
ちょっとだけ基本情報を載せますね。
会場：東京ビッグサイト（国際展示場）
日時：96年8月22日（木）〜24日（土）
料金：一般：1000円　小学生：500円（当日）
主催：CESA
協賛：NTT
後援：通商産業省

会場や日時（ビジネスデーがない）など、
現在と異なる所もありますが、
文化放送の生中継に声優さんのミニライブ、
抽選会やクイズ大会などのイベントが行われていて、
もちろん最新のゲームに触れることができますし、
同じような所もありますね。

「TGS」については「ウィキペディア」には他に
歴代のキャッチコピーが載っていたので、
「チラシのはなし」的に参照させてもらいました。

（01）ゲームショウでゲームしよう
（02）みんな集まれゲームの新学期!
（03）The Entertainment of Your Life
（04）ゲームは無限のエネルギー。
（05）ゲームパワー、見せてあげる
（06）スイッチ・オン!
（07）Coming Surprise 〜スゴイは、ここから〜
（08）東京ゲームショウは2000年バージョンへと進化する
（09）生活を楽しむエンターテインメント
　　　〜The Entertainment of Your Life〜
（10）ゲームが開く21世紀エンタテインメント

（11）Let's Play together 〜さあ一緒に遊ぼう〜
（12）遊びは人類のDNA。
（13）遊び心が世界を変える
（14）最新の感動を、世界のみんなへ
（15）最前列で未来を見よう。
（16）新興奮。新感動。新時代。
（17）つながって、ひろがって、世界へ。
（18）さあ、行こう!GAMEの時間です。
（19）GAMEは、元気です。
（20）GAMEは、新章へ。

（21）心が躍れば、それはGAMEです。
（22）GAMEで笑顔がつながっていく
（23）GAMEは進化し続ける。
＊2013年で17年目なのに23回？なのは、
1997年（02）から2001年（11）までは
春と秋の年2回の開催だったためです。

こうして振り返ってみると、
悪くはないんだけど、
優等生的というか模範的というか生真面目というか、
う〜ん、もっと遊びがあっても、なんだよね。
それだけに、
ゲームショウそのものが認知されていなかった
初回時のキャッチコピーは、あれはあれで、
しっかり機能していた（ような）気がするのです。

＊『チラシのはなし』は個人コレクションと怪しい記憶
をもとにしているので、間違いがいくらか含まれている
可能性があります。