チラシのはなし #009
ハドソングラフィティ 1984〜1995
1995/ハドソン
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
上の画像をごらんください。
『ロードランナー』と『ナッツ&ミルク』。
懐かしいですね。
画像ではちょっと見づらいと思うので、
書き取ってみますね。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ロードランナー
84年7月20日 4500円
FC用 アクションパズル
FCのサードパーティ初参入ソフト。
金塊を集めるキャラの動きに人気集中、
見事100万本を突破した超人気ソフトとなった。
ブローダーバンド社の名作の移植。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ナッツ&ミルク
84年7月20日 4500円
FC用 アクションパズル
ロードランナーと同時発売されたオリジナルゲーム。
全50面のアクションパズルで、
難易度はかなり高いが、女の子を意識した
かわいいキャラづくりが行われた。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ま、こんな感じで
1984年から1995年10月までの
ハドソンが発売した家庭用ゲームソフト
204タイトルなどを収録したカタログです。
(ファミコン、PCエンジン、ゲームボーイ、
スーパーファミコン、周辺機器など)
表紙には
「月刊ハドソンNEWS」95年9月特別増刊号
とあり「月刊ハドソンNEWS」は、おそらく
ハドソンが配布していたPR誌だと思います。
さて、ここからが本題。
画像からすぐに気づいた人がいるかも知れません。
多くのゲームデータ本や、さまざまなサイトでは
たぶんほとんどが、こう記載されているはずです。
『ナッツ&ミルク』84年7月28日発売
『ロードランナー』84年7月31日発売
そうなのです。
発売日が、一般的に知られる通説のものと
公式とでは食い違いが起こっているのです。
しかも公式は同時発売で、通説は3日違い。
ちなみに『ナッツ&ミルク』のごく初期の
価格は3800円だったようです。
この頃はゲームの業界そのものが、産声を
あげはじめたばかりで、現在のような
発売日にあわせたプロモーションはおろか、
流通も整備されていなかったようなのです。
(ゲーム雑誌もまだ創刊されていません。)
なので、
メーカーとお店の発売日に時差が生じたり、
任天堂とハドソン間でさえ異なっていたり。
たぶん、ほんのボタンの掛け違いだったものが、
まもなくやってくるファミコンブームに加えて、
ハドソンでは高橋名人ブームや、PCエンジンの
参入など業界全体が後ろを振り返る間もないまま、
気がつけば、ほんの掛け違いがそのまま通説となり、
修正するタイミングをすっかり見失っていた、
そんな感じなのでしょうね。良い悪いではなくて。
(なお、コナミの、いちブランドとなった現在の
ハドソン公式では通説のほうに変わっています。)
http://www.hudson.jp/index.html
そんなわけで、探して見つけるというよりも、
あとになってから、ふと判明するような小さな
「ミッシングリンク」がチラシのどこかに
ごくまれに埋もれているようなのです。
今回はその埋もれた「ミッシングリンク」を
最近、たまたま見つけたので紹介しました。
また、この疑問について、直接ハドソンに問い合わせた
サイトさんなどの関連記事があったので載せておきます。
興味がある方はクリックしてみてください。
「Runner's High!」さん
http://loderun.blog.so-net.ne.jp/2008-05-16
「毎日がレトロゲーム」さん
http://mainichigaretrogame.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
「TVゲームをこよなく愛する〜略して「こよゲー」」さん
http://blogs.yahoo.co.jp/mytdeco/11226027.html
TVCMでも同時発売となっていますね。
*『チラシのはなし』は個人コレクションと怪しい記憶
をもとにしているので、間違いがいくらか含まれている
可能性があります。